1984-03-10 第101回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
御承知のように、土地改良事業なんというのは農繁期とか用水期を外れて十月ごろからやる。正月休みがあった後で工事になっていくのが大体常識だね。そのときになって設計変更になったら今度三月末に終わりっこない。当然四月になる。これは継続事業で何かしなければならぬ、そんなみっともないことはできないということになる。そういうことに必ずつながってしまう。
御承知のように、土地改良事業なんというのは農繁期とか用水期を外れて十月ごろからやる。正月休みがあった後で工事になっていくのが大体常識だね。そのときになって設計変更になったら今度三月末に終わりっこない。当然四月になる。これは継続事業で何かしなければならぬ、そんなみっともないことはできないということになる。そういうことに必ずつながってしまう。
特に岡山県等におきましては、これは中四国全般でございますけれども、不足しておりまして、御指摘のように、今度用水期あるいは出水期までに緊急な必要量というものは一万三千八百トンでございます。これらにつきましては、それぞれの小さな業者ではなかなか手がつかない面がございます。
せっかく山における水源の確保が、農繁期の灌漑用水期にできるように設計されましても、それに続く農業用水の施設がまことにおそく、また、だらだらと長い。
だから用水の代表者がこの水利委員の中に入つておつて、そうして用水の関係の人たちは、丁度用水期を前に控えておつたものだから、あの溜池を空にすることを欲しなかつたということを聞いておるのであります。